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  • ときた敦

#マトリョーシカはいらない



 本日、ウクライナ南東部にある国内最大規模のザポリージャ原子力発電所がロシア軍の攻撃を受け火災が起きているらしいとの報に接しました。


 ウクライナは誰もが知っているチェルノブイリ原発がある国です。世界最悪の原発事故はソ連時代の1986年に起きました。

 ソ連の崩壊とともにウクライナはソ連邦から独立。ソ連の中心的体制はロシアへと引き継がれました。

 そのロシアが、侵攻のために原発を攻撃する(既にチェルノブイリはロシアが制圧)ことは、自らが35年近く前に起こした大きな過ちを繰り返すことに違いありません。

 攻撃は市民への電力供給を止める狙いで送電網を破壊する考えと思われますが、万が一にも原子炉の破損や、冷却電源の喪失となれば、チェルノブイリや福島で起きたことの再来を招き、ウクライナのみならず、ロシア自身、そしてヨーロッパ各国を放射能汚染の危機にさらすことになります。


 ロシアは既に経済では大国ではありません。一人当たりGDP(2020年)でみると、日本の23位、韓国の29位に対し、ロシアは66位です。


 核保有国で国連の安保理常任理事国との肩書だけで、実態の国内状況よりも地政学的戦略のみを優先させる国力ではないはずです。


 ロシアで有名なマトリョーシカは、何重にも重なり合いながら最後の小ささと元の大きさが全く違うものです。今のロシアは大見得を切る最初の大きなマトリョーシカと、本来の姿、最後のマトリョーシカがあまりにかけ離れています。


 現在の独仏は、80年以上前のチェンバレン英首相の融和政策と重なって見えます。この対ヒトラー融和政策がどうなったかは皆さんもご存じの通りです。ヒトラーに力を与え第二次大戦へと進ませてしまいました。


 私たちの世界は今、コロナ禍という厳しい状況下で、多くの人々の生活を維持することさえままならない時代を生きています。各国ともに財政はひっ迫し、世論は内向きに、そしてチャーチルが言ったように民主主義が顕著な情動性に支配される時代を生きています。

 私たちの住む東アジア、そして日本も例外ではありません。分水嶺にいるからこそ、今、私たちができる小さなことを疎かにせず、諦めずに繰り返そうではないですか。

 SNSはそのためにある。


 私ははっきりと申し上げます「マトリョーシカのような国家はいらない」。

#マトリョーシカはいらない


 ロシア経済へ加担しない消費であれ、もし貴方にロシア人の友人がいるならば、彼らにメッセージを送ることであれ。小さな一つ一つの行動が時代を動かすのが動乱期です。


#マトリョーシカはいらない


ときた敦

【現在】

国民民主党千葉県連 副代表の傍ら、千葉県内の福祉財団にてコロナ禍で厳しさを増す障がい者就労支援の事業再構築に取り組んでいる。



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